ハンカチを縫い始めたきっかけ
【おおばまりこ】の5重ガーゼハンカチ 元々は豆蔵(当時5才)のために縫った物でした
豆蔵はとても不器用な子で 幼稚園に入園しても靴は自分で履けない リュックは背負えない ハンカチ・ティッシュをポケットに入れることはできない
できない!できない!!できない!!ばっかりの子でした
毎朝戦いです☆
「靴はマジックテープ外して足入れたら留めるねん」
「はい リュック背負って」
「ハンカチは4つに折るねん」
大人の足だと幼稚園へは10分位で行けますが 豆蔵と一緒だと徒歩30~40分かかりました
「自転車通園したら?」と言ってくれるママもいましたが
歩くことに慣れさせたかったのでしませんでした
園には8時40~50分に着けばよかったのですが
8時に部屋を出ていたのは豆蔵と私くらいでは?
ご機嫌とったり 怒鳴りながら歩いたり 正直 手が出たこともあります
園についても私と離れるのが嫌で号泣の豆蔵
さっさとパート先に行ったり 「早く行きなさい」と怒鳴る私に 笑いながら
「もうちょっとだけ一緒におったったら?」と言う人も
ある日何度教えても 市販の子供用ハンカチをポケットに入れれないので
玄関で怒鳴った時のこと
「ほんまにできへんねん」
「大きいねん~」と豆蔵
はあ? 「大きい?」 「子供用のハンカチってこんなもんやろ?」
けど豆蔵は人一倍不器用・・・
「しゃあないな・・・ちっちゃいのん縫ったろ・・・」
「それで自分で折ってポケット入れれるんやったら私も楽やわ」
ズボンのポケットに4つに折った時に入りやすい大きさ
それが1辺18cm
「これママが縫ってんで」 「可愛いやろ?」
豆蔵「ママが縫うたん?」 「入れてく。。。」
不器用でちゃんと折れなかったけど 4つに折ってポケットに入れました
くしゃくしゃのガーゼハンカチ
5枚程縫って毎日持たせました
豆蔵は今 小2 未だにくしゃくしゃですが ハンカチ=ママが縫う物と思っています
それが今【おおばまりこ】の代表作となり
1か月 108枚
1週間 65枚
1回で10枚のまとめ買いをされる方もいらっしゃるようになりました
「もし豆蔵が器用だったら?」
「もし豆蔵が 大きいねん と言わなかったら?」
私 18cmサイズのハンカチ
縫っていなかったです
2017年2月8日のブログより
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